お薬屋さんのコラム

貧血

赤松薬局オススメの市販薬

前回はお医者さんの使う貧血のお薬についてでした。
今回は市販されている医薬品について紹介します。
暑くなる梅雨から夏の時期は、汗をかいて体力が低下するうえ、食欲も落ちてあっさりした物や冷たい物を食べることが多くなりますよね。
不足する栄養をサプリメントやドリンク剤で補いたいと考える方も多いかと思います。

そこで赤松薬局がオススメするのは、カツオの肝臓エキスが入った「レバコール」です。1日の鉄分の理想的な量は男性で10mg、女性では12mgです。
1日分10ml中に6mgの鉄分が含まれる他、アミノ酸・ビタミン・ミネラル・生薬など体に元気をつけるたくさんの成分が入っています。飲む点滴だね、と言う方もいらっしゃいます。
体が楽に動くからと続けているスタッフも多く、自信を持ってオススメできます。

汗とともに体に必要な鉄分・ミネラルも減って体力が低下しやすい時期だからこそ、必要な栄養が入った「レバコール」をおすすめします。
原液で、お湯割で、レモンウォーターで割って…など続けやすいアレンジもできます。
忙しくて受診できない方にもオススメです。

店内で試飲出来ます。3日分のサンプルもあるので、ご自宅でお試しいただくことも出来ます。
毎日のレバコール習慣を始めてみませんか?

2017/07/20

貧血

貧血でお医者さんが使う薬

前回は貧血改善レシピを紹介しました。
今回はお医者さんが使う貧血のお薬についてお話します。
 
まず貧血の原因を確定させなければいけません。例えば消化管からの出血など、他の危険な病気の可能性もあるからです。
鉄欠乏性貧血と診断されたら、鉄を補給する薬を用います。通常は1日50~200mgの鉄を服用する治療が行われます。
 
起こりやすい副作用は、胃腸障害(ムカムカや吐き気、便秘、下痢)や便の黒色化です。特に胃腸障害は服用を続けることが難しくなる事もありますが、薬を変えたり服用するタイミングを工夫したり、胃薬の併用などで改善する場合もあるので、自己判断で薬を中止せずにきちんと医師や薬剤師に相談してください。
 
回復の程度を測る検査値は、赤血球の酸素運ぶヘモグロビンの濃度、体の中に貯蔵している鉄の量を示すフェリチン値です。
ヘモグロビンが正常になっても、鉄の蓄えがないとまた貧血になってしまいます。治療目標としてはフェリチン値の回復を目指します。これには一般的に6ヶ月程度かかると言われています。
 
このように、貧血の治療には意外に時間がかかります。では貧血が重症化しないよう普段からできる対策はあるでしょうか。
市販の鉄のサプリメント?次回は赤松薬局がおすすめする市販薬を紹介します。

2017/06/15

貧血

貧血改善の簡単レシピ

今回は貧血改善のレシピを紹介します。牛肉と小松菜を使います。
貧血にはレバー!とはよく言われています。が・・・気軽には料理し難いですよね。
実は鉄分はお肉、特に牛肉の赤身の部分にも含まれています。
また小松菜は鉄分に加え、鉄分の吸収を手助けしてくれるビタミンCも多く含んでいます。
 
牛肉と小松菜のオイスターソース炒め  材料(2人分)
 牛肉こま切れ 150g
 小松菜 1束(約250g)
 にんにく 1かけ
 酒 大さじ1★
 しょうゆ 小さじ1★
 片栗粉 大さじ1
 オイスターソース 大さじ1
 塩・こしょう 少々
 サラダ油 大さじ1
 
1 小松菜は4cmくらいの長さに切り、にんにくはスライスする。
2 牛肉に★をふってもみ込み、片栗粉をまぶしておく。
3 フライパンにサラダ油とにんにくを入れて中火にかける。香りが出てきたら2の牛肉を入れて、ほぐしながら炒める。
  お肉の色が変わったら、小松菜の茎部分を入れて炒める。
4 小松菜の葉部分を入れて、オイスターソース・塩こしょうを入れ強火で絡めるように炒め合わせたら完成!
 

チャチャっと簡単に作れるので、ぜひお試し下さい♪


 

2017/05/20

貧血

どうして貧血になるの?

今回より連載で貧血をテーマにお届けします。

貧血は、赤血球の酸素を運ぶ力が弱くなる病気です。酸素は赤血球に含まれる鉄分と結合して体の隅々まで届けられます。

貧血は圧倒的に女性に多く、男女比は1:10とも言われています。
血液を造る男性ホルモン量の違い以外に、生理による血液の減少、妊娠、授乳、ダイエットや偏食による鉄不足なども理由としてあげられます。

貧血の症状が最も多くなる季節は、5月後半から夏にかけてです。鉄分は汗にも含まれるため、汗をかくと血液中の鉄分が減ってしまうのです。

貧血になると、全身に酸素が行き渡らずに酸素が足りない酸欠となり様々な症状が出てきます。
脳への酸素不足は立ちくらみやフラフラするなどの症状となります。
全身への酸素不足は疲れやすい、顔色が青白い、ツメが白くなる、抜け毛や枝毛などの症状となります。

また、心臓は全身に血液をより多く送って酸素不足を解消しようとします。そのために脈拍は増え、ドキドキとした動悸を感じることもあります。

貧血は、血液検査でわかります。血液の成分量を調べたり、赤血球が沈殿する時間を測定して診断します。

次回は貧血を改善するレシピを紹介します。

2017/04/20

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