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お酒に含まれるアルコール、体のどこで分解されるのでしょうか?そりゃ肝臓に決まってるだろう。ハイその通りです。
今回は、吸収されたアルコールが体の外に出て行くまでと、お酒との上手な付き合い方を考えます。
胃腸から吸収されたアルコールは、血液の流れに乗って全身を巡ります。
脳に届いたアルコールが脳を麻痺させるため、お酒に酔うのですね。
また、全身を巡る血液により肝臓に届いたアルコールは、酵素の働きによって分解され無毒化されます。
肝臓の働きにより、時間の経過とともに血液中のアルコールは徐々に少なくなり、酔いが覚めるのです。
肝臓の酵素によりアルコール→アセトアルデヒド→酢酸という物質まで変化し、無毒化されます。そして体外へと排泄されます。
無毒化の過程で出来るアセトアルデヒドが頭痛や動悸などの二日酔いの原因となる物質です。このアセトアルデヒドが増え過ぎないようにすることが、二日酔いにならずに楽しくお酒と付き合うコツになります。
対策は2つ。分解能力を上げること、排泄量を増やすことです。
肝臓の働きを助けて分解能力を上げる医薬品をお酒の前に服用するのも良いですね。
排泄量を増やすには、むくみをとる漢方薬などが用いられます。お水を飲んで尿量を増やすのも効果的です。
お酒は美味しく楽しく付き合うのが一番ですね。
あ、もう1つ対策がありました。アルコールを摂取しないこと・・・です。
2019/11/21