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毎年インフルエンザワクチンの予防注射をされている方も多いと思います。
2014~15シーズンのワクチンには不活化させた3種類のウイルスが含まれています。
では、数多くあるウイルスタイプからどうやって3種類を選ぶのでしょうか。
選定するのはNIID,国立感染症研究所という国の研究機関です。
日本国内の流行状況、ウイルスの遺伝子解析、周辺各国からの解析結果、WHOの監視システム(そんなのがあるんですね!)を利用した世界中からの情報を基に候補ウイルスを選定し、安定性や適格性などのチェックを経た後に決定されます。
ワクチンはニワトリの卵を利用して造られます。シーズン前に間に合うよう5月頃から製造を始めます。
さて、ワクチンは効かない・・そんな声も度々聞きます。
免疫反応から考えたワクチンの効果について考えてみました。
次回に続きます。
2014/09/18