お薬屋さんのコラム

赤松薬局のお薬屋さんのコラム

法律でハカリを使うエリアが分けられているのはご存知ですか?

前回は緯度や標高によって重力が変化し、ハカリに影響することについてお話しました。今回はその対策についてお話します。

緯度や標高による重力の変化を補正するため、計量法では日本国内が16エリアに分けられています。標高や緯度を考慮したエリアに分けられています。

そのため、どのエリアで使うのかを設定する機能が業務用の秤にはついています。
つまり、北海道で設定された秤を沖縄に運んで使おうとすると、エリア設定の変更をしなくては正確に使えないということです。

また、秤が傾いた状態では真下に重みが伝わらないため正確に測れません。
秤の底にあるネジ回し式の足で高さを調整し、地面に対して水平な状態にします。

空気の泡が密封された水平計がついていて、真ん中の丸に入るように高さを調整して水平状態にします。秤を設置する時は必ずこの水平を補正します。

薬局だけでなく、お肉屋さんやお惣菜屋さんで使う業務用ハカリも水平を補正できる構造となっています。

計量法、なじみがない法律ですが、私たちの日常生活を見えない所で支えているのですね。

2019/10/17

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