お薬屋さんのコラム検索
前回はケアマネを見つける方法を紹介しました。
今回は介護サービスが始まるまでの手続きの1つ、認定調査についてご紹介します。
介護保険では、どの程度の介護が必要かを調査して介護度を決めます。
そのための調査が認定調査です。
調査対象となる人は、①65歳以上の方 ②40歳から64歳までの国が定める病気の人です。
申請を受けた市町村から調査が出来る資格を持ったケアマネジャーや職員が自宅へ派遣され、調査を行います
調査には、5項目、55の質問が記載された全国共通の調査票を用います。
調査結果はコンピューターで解析し、申請者に必要な「介護の量」を算出します。
調査は調査票を基にした観察や聞き取りによる客観的なものですが、緊張したり、普段よりがんばったりすることもしばしばです。
そのため、同席した家族の意見は大変参考になります。
コンピューター判定結果と主治医の意見を基に有識者による認定審査会を経て介護度が決定されます。
初めて申請する際や訪問調査を受ける際は、不安なことや分からないことがあるのはとても自然なことです。担当のケアマネや市区町村の地域包括支援センターに遠慮しないで相談しましょう。
手続きを含めて色々なことを判り易く答えてくれると思います。
理由はシンプルです。より幸せな人生を、良い人生を歩んでいただきたい・・ケアマネは皆そう願っているからです。
2016/10/20