お薬屋さんのコラム検索
[介護保険 ケアマネとは何する人?編]
介護保険でよく聞くケアマネージャー。一体何をする人なのでしょうか?
ケアマネージャーやケアマネは通称で、正式名称は介護支援専門員です。
保険証があれば診てもらえる医療保険とは違い、介護保険はケアマネが立てたプランを基に行われます。
介護保険では、先ず市役所に利用を申請します。介護度を判定する調査を後日行い、審査を経てサービスの利用限度額が決まります。
身体の状態、生活状況、健康状態、家族で出来る介護、自宅の状態、収入等の経済状況、今後どのような生活を送りたいという要望をふまえ、必要な介護サービスを入れたプランを考えます。
介護サービスを担当する事業所を選び、交渉して調整を行い、プランが固まった後に契約となります。契約後から介護サービスが動き出します。
この申請から契約までの一連の調整がケアマネの仕事のひとつです。
プランが動き出した後も、不便な事や困っている事を把握してプランを修正します。そのため、定期的に訪問して意向や状態を確認することも大切な仕事です。
人生の後半に出会う人、ケアマネ。その力量が利用する方の人生に大きな影響を及ぼします。
より幸せな人生を、良い人生を歩んでいただきたい・・ケアマネは皆そう願っています。
2016/08/18