お薬屋さんのコラム検索
腸内細菌についてシリーズでお届けしてきました。今回からは腸による免疫についてお話します。
腸内細菌は体を護る免疫にも大きく関わっています。
腸内細菌と免疫?どんな関係かわかんないわ。
腸内細菌には色々な菌がいます。
体に良い善玉菌、悪い悪玉菌、どちらでもない日和見菌です。バランスは2:1:7が良いと言われています。
このバランスが崩れ悪玉菌が増えると、有害な毒素が多く産生されます。この毒素が腸から吸収されて体に入ると体調不良につながるのです。
一例として、便秘による肌荒れは、毒素を皮膚から排泄しようとして起きるのです。他にも色々なケースがあります。
では良い菌で腸を埋め尽くしてしまえば、悪い菌が増殖する余地が無くなるのではないのか?
これが腸活の基本的な考え方です。コロナイゼーションレジスタンスとも言われます。
更に善玉菌は腸の表面にある免疫を活性化させる細胞にも働きかける役割を持っているのです。
腸に免疫の細胞があるの?知らなかったわ。
しかも善玉菌が活性化させるってどういうコト?つながりがわかんない。
次回に続きます。
2024/01/18