お薬屋さんのコラム

赤松薬局のお薬屋さんのコラム

腸活のススメ ~その2~

前回は、腸内細菌の発育には栄養が大きく影響するというお話でした。
今回はもう一つの要素、温度についてお話します。

人間の体内は37℃前後に保たれ、変動することはほとんどありません。深部体温とも呼ばれます。
この温度は腸内細菌にとって元気に発育できる温度なのです。

善玉菌と呼ばれる腸内細菌は、温度の影響を大きく受けます。
温度が高いと耐えられずに死んでしまい、低過ぎると活性が下がり動きが止まります。

では、腸内の温度に影響するモノとは?
スバリ!食べ物や飲み物の温度と、気温です。

夏は冷たいモノが多くなり胃腸も冷えやすくなります。エアコンも体を冷やします。
夏場の胃腸ダウンは冷えることが原因のひとつです。
胃腸の温度が下がると菌も活性が落ち、発育が遅くなります。

あら、ではどうすれば良いの?

最も有効な対策は、暖めることです。
冷えて調子が悪くなるものは、暖めれば調子が戻ります。腸内細菌も暖めれば元気を取り戻すのです。
余談ですが、納豆は冷蔵庫から出してすぐより、常温に戻した方が菌の活性が上がります。

寒い冬でも同様です。
気温が低いと体温が奪われ血管が収縮し、循環する血液も減って更に体温が下がって体が冷えるため、胃腸も冷えるのです。
温かい飲み物やお鍋は、体を中から暖めるので体温が上昇します。

夏でも冬でも体を冷やさず暖めることが腸内細菌を元気にするコツです。
次回は善玉菌を取り込む方法についてお話します。

2023/08/17

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