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医療データと紐づけたマイナンバーカードのメリットを説明してきましたが、今回はセキュリティについてお話します。
マイナンバーカードでアクセス出来る情報は医療だけではありません。納税や戸籍、年金などの情報にもアクセスが可能です。
ただ、これらの情報はマイナンバーカードには収納されていません。
マイナンバーカードはこれらのデータベースにアクセスするためのカギを開ける情報だけが収納されているのです。
アクセスのカギは2つあります。
1つが顔写真による顔認証。もう1つが4ケタの暗証番号です。顔写真は顔を認識するため、本人以外は受け付けません。
問題は暗証番号です。暗証番号が分かれば誰でもアクセスが可能です。
銀行のキャッシュカード同様に他の人に知られないようにしましょう。
ただ、キャッシュカードと同く、マイナンバーカードを持っていなければ暗証番号を知っていてもアクセスは不可能です。
マイナンバーカードで納税データ、戸籍情報、医療情報など様々なデータにアクセスが可能となりますが、それぞれのデータは別々のデータベースに分散されて収納されています。
全てのデータが一か所に収納されているわけでは無いので、芋づる式に様々なデータが引き出せる訳ではありません。
また、マイナンバーカード自体にプライバシー性の高い情報は入っていません。
あくまでもアクセスするためのカギの役割なのです。
個人情報が漏れないように2重3重の対策がとられているのです。
2023/01/19