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今回はマイナンバーカードと医療データを紐づけるメリットを説明します。
大きなメリットは5つあります。
1 確定申告が簡単になる
2 高額医療の手続きが簡単になる
3 医療機関での受付がスムース
4 災害時でも医療情報が入手できる
5 健康診断データが活用できる
~~ 確定申告 ~~
毎年2月中頃から始まる確定申告。医療費も含まれますね。
保管しておいた病院や薬局の領収書から合計を計算し、会場に出かけて申告する・・・。
マイナンバーがあれば、インターネットからポータルサイト(個人専用の総合受付窓口)にアクセスできます。
そのサイトでは病院や薬局での一年間の支払い総額がすぐにわかり、自分で計算する手間が省けます。
また、電子的に手続が行える e-Taxを用いれば確定申告会場に行かなくても自宅で申告が可能です。
~~ 高額医療 ~~
入院や高額な薬剤を使用する場合、一時的に高額の医療費を立替え、後から領収書を基に還付を受けます。
事前に申請も出来ますが、認定が必要な上に手続きには時間もかかります。
マイナンバーカードがあれば高額医療の設定も簡単に出来ます。
負担上限が設定されるので、必要以上の支払いが不要になります。
余談ですが、筆者の母親が転倒して突然入院した際、マイナンバーカードで費用上限の設定が出来て一定額までの支払いで済みました。面倒な手続きなしで高額な立替が不要になり、メリットを実感することができました。
次回も今回紹介出来なかったメリットを紹介します。
2022/10/20